スペクトル型(すぺくとるがた)
恒星はその表面温度や化学組成によってスペクトルが異なってきます。スペクトルをP,O,B,A,F,G,K,M,R,N,Sの型に分けたものがハーバード式分類法です(R,NをあわせてC型とする場合もあります)。これらをさらに細かく分類する場合は0から9までの数字をつけ、P,O,M,N型にはa,b,cなどをつける場合もあります。
O | − | B | − | A | − | F | − | G | − | K | − | M |
− | S | |||||||||||
− | R | − | N |
・左にいくほど温度が高く、色は白から青白になる
・右にいくほど温度が低く、だいだいから赤となる
・太陽は最も一般的なG型で黄色
・S,R,N型への分岐は化学組成の違いによる
・P型は惑星状星雲などにみられる
関連用語:恒星の色