ケプラーの法則(けぷらーのほうそく)

星座間を移動する惑星の動きは、速度が変わったり宙返りしたりして一見複雑に見えます。しかし、現在ではケプラーの3つの法則のおかげで簡単に説明することができます。

 ヨハネス・ケプラーは当時としては最高に精密なチコ・ブラーエの観測データをもとに、火星の軌道が楕円であることを突き止め、その後3つの法則を発見しました。つるぷらでも基本的にはケプラーの法則に基づいた計算を行っています。

[ケプラーの法則]

  第一法則:惑星は太陽をひとつの焦点とする楕円軌道上を動く
          → 惑星の軌道は円ではなくひしゃげた楕円です。

  第二法則:惑星が一定の時間に動径が描く面積は一定である
          → 太陽に近いところでは早く動き、遠いところではゆっくり動きます。

  第三法則:惑星の公転周期の2乗は太陽からの平均距離の3乗に比例する
          → 調和の法則とも呼ばれています。


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