11月11日は、地球との接近をひかえた火星に月が接近します。 21時ごろ東の空に、3日前に皆既月食となった大きな月が見えます。右下に見える赤い星が火星で、-1.5等とかなり明るくなっています。月と火星の間隔は2度ちょうどで、良い条件の接近です。
火星は12月1日に地球との最接近をひかえており、この日の視直径は16秒を超えてきました。小型の望遠鏡でも観測好機ですから、望遠鏡をお持ちの方は、ぜひ火星を観測してください。