2023年に起こる月と惑星の接近は、昨年に続いて月と火星の接近でスタートです。 お正月の1月3日、21時頃に南天の頭上を大きく見上げてください。月齢11.1という丸みを帯びた月と、-1.1等で赤く光る火星が並んでいます。火星の高度は78.4度もあり、実際に見上げると、ほとんど真上にあるような感覚です。両天体の間隔は4.2度とまずまずです。
今年見られる月と火星の接近は、間隔が狭いことが多いようです。しかし、最接近時の時刻が昼間のケースが多く、ちょっと残念です。