金星と火星が並ぶ 2023年7月1日

 7月1日に金星と火星が、日没後の西空で斜めに並びます。
 
 20時30分ごろ、西の方角を見ましょう。東京では日の入りから1時間半ほどたっており、空が完全に暗くなるのにあと20分ほどです。10度あまりの高度にピカピカ光る金星がすぐ見つかります。
 
 一方の火星は左斜め上にあります。間隔は3.6度とまずまずの接近ですが、明るさが1.7等しかあません。火星としてはだいぶ暗い目なのが、少し残念です。

 さらに火星の左上に、しし座の1等星レグルスがあります。5.7度と少し離れていますが、いっしょにご覧になってください。

関連記事
  2022年3月16日 金星と火星が並ぶ