北陸地方
北陸地方では富山、石川、福井の3県とも、残念ながら金環日食を見ることはできず、大きな部分日食になります。
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北陸地方の各県では金環日食が見られませんが、石川県にもそれが当てはまります。県内全ての地域で部分日食しか見ることができません。しかしそれでも、ほとんどのエリアで食分が0.9を超え、大きく欠けた太陽を観察することができます。総じて言うと県の南部ほど欠け方が深くなりますが、見え方に大きな違いがあるわけではありません。金沢市では92%も欠けた太陽を観測することができるでしょう。
金沢市
残念ながら富山県には金環帯がかかりませんから、金環日食を見ることはできません。最も食分が大きくなるのは県の南東に位置する岐阜県と長野県との県境付近になります。総じて言うと県南部の方が条件が良くなりますが、北部の日本海側沿岸エリアと比べても、それほど大きな違いがあるわけではありません。富山市では太陽視直径の92%が欠ける大きな部分日食になります。
富山市
2012年の日食では金環帯の北限線が福井県の南側を県境に並行して通ります。このため福井県では金環帯が県内にかかりませんので、金環日食を見ることはできません。しかし金環帯の端から20Kmから30Kmほどしか離れていないこともあって、各地で食分が0.9を超えます。福井市では太陽視直径の92%が欠けるのを観察できるでしょう。
福井市