ケプラー式天体望遠鏡

分類: 屈折式

 ケプラー式は現在の屈折式天体望遠鏡の主流となっている形式です。惑星運行の法則として名高いケプラーの法則を発見した、あのヨハネス・ケプラーによって考案されました。ケプラー式天体望遠鏡は、対物レンズと接眼レンズにそれぞれ凸レンズを使用します。倒立像となりますが、天体観測では特に問題ではありません。それよりも、ガリレオ式に比べて高倍率を得やすくて視界も広いので、天体観測にはもってこいの形式といえます。

 先にも書いたように屈折式の天体望遠鏡を購入する場合、ケプラー式が主流となっており、この形式しか販売されていないと言っても過言ではありません。したがってほとんど選択の余地はなく、屈折式=ケプラー式と思っていただいて間違いありません。

ケプラー式天体望遠鏡の模式図
 

 


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