5月20日3時
C核の最接近から1週間が経ちました。彗星は少しずつ地球から遠ざかっていますが、彗星自体の明るさはそれほど暗くなっているわけではありません。また、地球との距離も0.10天文単位前後をキープしています。しかしながら、月が彗星の方向へ接近してきていて、その影響をもろに受けてしまいます。確認するには双眼鏡が必要でしょう。彗星はペガススの四辺形を構成する最も右側に見えるα星マルカブのあたりに見えますので、これを目印にして探すようにしましょう。
シュワスマン・ワハマン第3彗星の位置(3時、東の空)