つるちゃんのボアッティーニ彗星観測記

2008.5.6 新規 このページは随時更新しています

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5月3日

 今日は日中、西はりま天文台で打ち合わせ。その合間に生まれて初めて太陽のプロミネンスを見せてもらって大感激。その後夕方になって最高に星が見える場所へ移動し、先週見えなかったボアッティーニ彗星に再チャレンジ。

 夜になって星数が増す。やはりここの空はきれいだ。しし座も胴体はもちろんのこと、前足と後ろ足もハッキリと見える。そしてちょうどこの時期、うみへび座の全景が確認できる。しかし、かすみが出ているせいか、いつものような圧倒的な星空といった感じではない。でもここなら大丈夫。自信を持って双眼鏡を向ける。が、、、見つからない!

 なぜ? 星図で何度も確認しながらかなり慎重に探すと、大きくてぼんやりした天体がようやく見つかった。大きさは大きいものの、明るさは暗い。試しにM51(子持ち星雲)やM101(回転花火銀河)と比べてみる。両方とも双眼鏡でハッキリ見えるのに、彗星の方はかろうじて確認できる程度。これでは先週明石から見えるはずがない。ということで、ボアッティーニ彗星は思ったよりも難物であることがわかった。彗星が見えにくいのは拡散しているせいかな。ピークは7月上旬だが、早くもイヤな予感!?

 ところで、西はりま天文台では何の打ち合わせかって? それは・・・。今月末頃にホームページをのぞいてみてくださいネ。

4月26日

 今日はボアッティーニ彗星初挑戦。明石の空は相変わらず明るくて彗星観測には全くの不向き。おまけに今日はひどく空がかすんでいる。彗星の光度は8等だから、7cmの双眼鏡では難しいことが予想される。

 近くの海岸へ出て南の空を見上げる。2等星のアルファードは見えるが、3等星は厳しい。目印となるうみへび座υ星(3.1等)も肉眼でやっとという感じ。いよいよ双眼鏡を向けてみる。果たしてボアッティーニ彗星は見えるか?

 彗星の予想位置付近を双眼鏡でウロウロして探して見るが、影も形もない。だいぶねばったけど、やはり無理。明石の空では7cmの双眼鏡を使ってもまだ難しいようだ。来週以降に期待しよう。


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