夜明け前に紫金山・アトラス彗星が見られる期間は長くありません。日の出1時間前に高度が0度を超えるのは、9月23日から10月4日まで、わずか12日間です。その中で最も高度が高くなって見やすいのは、9月29日から10月1日にかけてです。9月28日に近日点通過を果たしたところですから、彗星の活動が最も活発になる頃でもあります。
9月30日の4時35分、東の低空をご覧ください。この日は月齢26.7のごく細い月があります。月と紫金山・アトラス彗星の間隔は18.8度とだいぶ開いていますが、およその位置を見当づけるのに役立ちそうです。高度わずか3度のところに紫金山・アトラス彗星があります。明るさは2.5等と2等台半ばです。ここまで明るい彗星は、なかなかお目にかかれません。双眼鏡を使えば尾が右上に伸びているのがわかるでしょう。
残念ながらこの後、夜明け前の紫金山・アトラス彗星は一気に高度が下がります。しばらくすると反対に、日の入り後の西天に姿を見せるようになります。これからが本番ですので期待しましょう!
9月30日 4時35分 |
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