10月13日は双眼鏡を使うと、紫金山・アトラス彗星がなんとか観測できるかもしれません。
星図は東京から18時ちょうどに、西の方角を眺めたようすです。17時08分の日の入りから52分がたっています。空が完全に暗くなるのは18時33分で、今から33分後です。太陽高度は-11.3度と、航海薄明まであとわずかです。空はまだ明るいですが、昨日よりもだいぶマシです。
紫金山・アトラス彗星の高度は7.1度で、明るさは2.5等です。あと少し時間がたてば、双眼鏡を使うとどうにか見えそうです。
そして10月13日は、紫金山・アトラス彗星が地球に最接近する日です。距離は0.47AUですから、地球と太陽の距離の半分以下まで近づくことになります。そのおかげで明るさは2.4等と、今回の回帰でピークに近い明るさです。太陽に近い位置で条件はあまり良くありませんが、なんとか観測したいですね。
10月13日 18時00分 |