つるちゃんのプラネタリウム for Windows Ver.3.2.0 変更点
2007.8.9 新規
今回のバージョンアップでは、惑星に関する機能を強化するとともに、新たに作成した「観測データ」の画面がプラネタリウム表示時に同時表示されるなど、新規の機能を大幅に追加しています。「つるプラ」は、あなたの天体観測をサポートします!
旧バージョン3.1.2と新バージョン3.2.0の違いは次のとおりです。他にも小さな修正を行っています。
[ 凡 例 ] 区分欄 新規: 新規の機能追加
追加: 従来機能への機能追加
修正: 従来機能の修正
訂正: 不具合対応
シェア版、フリー版欄 ○: 対応
△: 機能限定による一部対応
×: 対応なし
−: 対象外
番号 区分 シェア版 フリー版 変更項目 内容 1 新規 ○ △ 観測データ画面の追加 プラネタリウム初期表示時に当日の観測データや天文現象を一覧表示する機能です。メニューバーからの選択により表示することもできます。
※フリー版は一部表示されない項目があります。詳しくは右のGOのリンクより確認してください。2 新規 ○ △ 内惑星と太陽の赤経・赤緯差 水星または金星と太陽との赤経・赤緯差をグラフで表示する機能です。水星または金星の形も表示することができます。
※フリー版は金星のみ3 新規 ○ △ 惑星と惑星の接近検索 惑星・太陽・月の見かけ上の接近を検索することができます。主に次の2つの機能があります。
・特定の惑星を中心にした接近を検索
・惑星の個数を指定した検索
・検索結果をダブルクリックすることによりプラネタリウムへの連動表示
※フリー版は個数指定の検索や天王星・海王星の指定は行えません。
※フリー版はプラネタリウムへの連動表示は2回までとなります。4 新規 ○ × 惑星と恒星の接近検索 惑星・太陽・月と恒星の見かけ上の接近を検索することができます。
・恒星の明るさによる検索
・恒星を一つだけ指定した検索
・検索結果をダブルクリックすることによりプラネタリウムへの連動表示
※フリー版は当年における水星・金星・火星・木星・土星と1等星の接近を表示することができますが、操作を行うことはできません。5 新規 ○ △ 惑星と太陽・地球の距離接近検索 惑星、太陽、月、地球の距離による検索を行うことができます。
・地球との最近
・地球との最遠
・太陽との最近(近日点通過)
・太陽との最遠(遠日点通過)
・検索結果をダブルクリックすることによりプラネタリウムへの連動表示
※フリー版は地球との最近検索のみ行うことができます。また、天王星、海王星を指定することはできません。
※シェア版・フリー版ともに、天王星・海王星については太陽との最近・最遠検索を行うことはできません。6 新規 ○ × つるちゃんの天体出没時刻表のプラグイン あの人気ソフト、つるちゃんの天体出没時刻表を[ツール]−[プラグイン]−[つるちゃんの天体出没時刻表]から起動することができます。これにより、素早く高精度な出没時刻を調べることができるようになります。 7 追加 ○ ○ 日の出・日の入り時の経路へ内惑星の形表示 日の出・日の入り時刻における惑星の経路図へ、水星・金星の形(赤経・赤緯基準)を表示することができます。 8 追加 ○ ○ 日の出・日の入り時の経路を重ねて表示 日の出・日の入り時刻における惑星の経路図で、他の惑星の経路を重ねて表示することができるようになります。 9 追加 ○ ○ 惑星の経路表示で選択可能な期間追加 惑星の経路表示で次の期間が選択可能となります。
・前後1ヶ月 (月の場合は前後5日)
・前後10日 (月の場合は前後3日)
・前後5日 (月の場合は前後1日)10 追加 ○ ○ エリスへの対応 従来はプラネタリウム表示とクリック検索のみが可能であった準惑星エリスについて、次の機能に対応しました。
・[惑星]−[惑星情報]からの惑星情報表示
・[惑星]−[惑星の経路]−[通常]から表示される惑星の経路
・[ツール]−[名前で検索]−[惑星]からの惑星位置検索11 追加 ○ ○ ステータスバーからの変更 画面下部にあるステータスバーをクリックすることにより、次の2点を変更できるようにしました。
・クリック検索の対象
・マニュアル運転と自動運転の切り替え12 追加 ○ ○ 表示設定画面への追加 表示設定画面の中へ次の2点を追加しました。
・表示対象へ[観測データ]のチェックボックスを追加
(プラネタリウムモード、小惑星モードのみ)
※表示設定画面を経由した場合のみ観測データ画面が自動表示されます
・[環境設定]ボタンを追加13 追加 ○ ○ 環境設定画面での観測データ初期表示選択 [ツール]−[オプション]−[つるぷら環境設定]から表示される環境設定画面より、観測データ表示の初期表示を行うかどうかを選択できます。 14 追加 ○ − 小惑星モードの流星情報 小惑星モードの場合にも流星情報を表示することができるようになります。 15 修正 ○ ○ 取り扱う年の最大値変更 「つるプラ」で扱うことのできる念の最大値を2200年から2199年へ変更しました。 16 修正 ○ − 天文カレンダーの子画面化解除 プラグイン機能により「つるちゃんの天文カレンダー」を表示した際に、子画面化しないで独立した画面として表示します。これにより、画面を並べて表示することができるようになり、従来よりも使い勝手が良くなります。 17 訂正 ○ ○ 南中時刻の精度向上 月など動きの大きな天体の場合に南中時刻が多少ズレて表示されていたのを解消しました。 18 訂正 ○ ○ シェア版の紹介での訂正 シェア版の紹介で2010年の金環食を表示した際に、ボタンを使用不可としました。(ボタンを押すと誤動作することへの対応) 19 訂正 ○ − 小惑星モードでの惑星情報 小惑星モードで8惑星の惑星情報を表示すると、赤経・赤緯の分の小数点以下が表示されない不具合を修正しました。 20 − ○ − 天文カレンダーの修正 プラグイン機能の「つるちゃんの天文カレンダー」については、機能の追加、修正等を行っています。詳しくはこちらをご覧ください。