歳差運動の考慮 −つるプラ Ver.3.3.0

2008.7.18 新規

表示設定画面

 従来の「つるプラ」では過去・未来モードにしないと地球自転軸の歳差運動が考慮されませんでしたが、新バージョンではプラネタリウムモードと小惑星モードでも歳差運動が考慮されるようになります。また、恒星については固有運動も考慮されます。これにより、正確な位置情報を知ることができるようになります。

 [設定]−[表示設定]から表示設定画面を表示してください。図法の下部に[恒星の歳差運動を考慮する]というチェックボックスが追加されており、ここにチェックを入れると、恒星/星雲・星団に対する歳差運動が考慮されるようになります。

 プラネタリウムでちょっと見ただけは違いはほとんどわからないと思います。しかし、「つるプラ」の内部ロジックに大幅な修正を加えていて、今回のバージョンアップで一番手間のかかって苦労したところです。それだけに変更箇所の第一番目として紹介しました。

図法の下部に[恒星の歳差運動を考慮する]チェックボックスが追加されている


つるちゃんのプラネタリウム つるちゃんのプラネタリウム バージョン3.3.0の変更点