M65、M66、NGC3628  しし座の銀河

M65 M66 NGC3628
M65 M66 NGC3628

メシエ
番号
NGC番号 愛称 星座 種類 赤経 赤緯 等級 視直径 大きさ
(光年)
距離
(光年)
M65 NGC3623 なし しし座 銀河(小宇宙) 11h18m.9 +13゜05’ 9.3 8’×2’ 2900万
M66 NGC3627 なし しし座 銀河(小宇宙) 11h20m.2 +12゜59’ 9.0 8’×3’ 5.7万×2.6万 2150万
なし NGC3628 なし しし座 銀河(小宇宙) 11h20m.3 +13゜36’ 9.5 12’×2’ 2900万


M65、M66、NGC3628の位置の概略
しし座θ星とι星の中間
M65,M66,NGC3628付近の拡大
M65,M66,NGC3628付近の拡大図

位置・特徴

 おおまかに言うと、しし座θ星とι星の中間付近にあります。θ星からι星方向へ視野を移動していくと、特徴ある配列をした星の並びが視野に入ります。ここから北東側にある星を導入すれば、3つの小宇宙が倍率の低い望遠鏡の同一視野に入ります。しし座には3つの小宇宙が同一視野に見えるグループがもうひと組(M95、M96、M105)ありますが、こちらは明るさや形のおもしろさの点で面白みに欠けます。

双眼鏡での見え方

 最も明るいM66なら見えるかもかもしれませんが、3つとも明るさは9等級以下なので双眼鏡で見るのはちょっと苦しいでしょう。

天体望遠鏡での見え方

 低倍率ではM65、M66、NGC3628の3つの星雲が同一視野に見えます。個別に見るよりも3つ同時に見たほうが面白いでしょう。M65はM66と比べると細長い形をしていますがNGC3628ほどでもありません。明るさはM66が最も明るく、次いでM65、最も暗いのがNGC3628です。NGC3628は10等級と一段暗いので空が悪いと見えないかもしれません。見落とさないように注意しましょう。

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