(8)全球プラネタリウムだけじゃつまらないっ


○平成12年2月中旬〜3月下旬頃

 全球プラネタリウムはとりあえずできた。でもつるちゃんは全然満足していない。もっといろいろな図法で星座を見たい。


 まず半球プラネタリウムに着手。半球といいながら、全体が見えるように半球を2つ並べよう。発想はいいが、プログラムを作り出すとこりゃあ大変だ。1つの画面上で2つものことを同時になんかやるもんじゃない。1つでも大変なのに。それでもプログラムをだいぶ改良して半球プラネタリウムを2つ並べることに成功した。

 次は全体表示のプラネタリウム。これがまた頭を悩ませた。普通に考えたのでは一番左端と右端付近の星座の線が全部は出ない。これは半球プラネタリウムで悩んだノウハウを活用することで解決。でも結構苦労した。

 次は星図形式。これは比較的考えやすいが、ひとつ問題が発生。基準線を方位・高度線にすると、南中方向以外の方向にすると正しく出ないのだ。またまた頭を悩ませる。そしてひとつの結論、つるちゃんは頭が悪い。ガクッ。再度悩んでみる。あっそうか。基本的に考え方が間違ってた。再度ガクッ。

 次は地平線方向拡大。これは半球プラネタリウムの計算式を少し工夫することでワイドな表示にできた。うん、うん、なかなかいいねえ。自分で納得。

 最後に天頂方向拡大だが、これは地平線方向拡大では見られない天頂部分を補うためのもの。計算式は今まで使ってきたのを応用すれば問題なし。ノープロブレム。


 よっしゃあ。これでいろんな方法で星座を表示させられるようになったぞ。つるちゃんノリノリの絶好調!