月と金星が近づく 2009年1月30日

金星の右隣にやってくる月

 金星は惑星の中で最も明るい上に1月15日に東方最大離角となり、宵の明星として夕方の西空に君臨しています。そんな金星へ1月30日に月が近づきます。金星と月の間隔は最も接近した時で2.4度(東京の場合)。大接近するわけではありませんが、綺麗に真横に並んだ様子はとても印象的です。月は月齢4の三日月形で、下側が光っています。

 金星が宵の明星として輝くのは3月いっぱいまでですから、両者が接近した様子を夕方に見られるのは来月が最後で、以降はしばらくおあずけとなります。しかも、来月の接近は今月よりも間隔が開いています。それだけに、1月30日の接近は見逃さないようにしたいですね。

西空で近づいた月と金星
月と金星が横に並んだ様子


月の形
下の部分が光る三日月

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