金星がレグルスへ大接近　2009年9月21日

金星がレグルスに０．５度まで接近

　レグルスといえば「小さな王」の意味を持つしし座の１等星ですね。レグルスは全天で２３個ある１等星の中で最も暗い１等星としても知られています。９月１７日には月、金星とともに見事な正三角形を作ったところですが、２１日にはその金星がレグルスに０．５度を切るところまで接近します。

　東京の場合では空が白み始める４時頃、東の空１０度くらいの高度で見ることができます。前後２日間くらいは両者は近づいた状態にありますから、一度ご覧になってみてください。

空が明るくなり始めた頃、東天のようす
空が明るくなり始める頃、東天に金星とレグルスが見える

レグルスの近くを足早に通り過ぎる金星
金星の経路