木星が西矩 2010年6月24日

木星の観望期が近づく

 6月21日に土星が東矩となって観望期が終了に近づきますが、代わって観測条件が良くなってくるのが木星です。木星は3月1日に合となって一時的に観測できなくなりましたが、次第に夜明け前の東天で姿が見られるようになってきました。そして6月24日には西矩となり、太陽から西側へ90度離れます。太陽からの離角が大きくなるということは、それだけ観測時間を長くとれるようになりますし、気流の影響を受けにくい南中頃に観測することができるようになります。

 ということで、これからは木星の観測条件が良くなってきます。夜半以降の木星へ天体望遠鏡を向けてみましょう。
 

夜明け前、高度が上がってくる木星

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