月と水星が並ぶ 2014年2月1日

 水星といえば1月31日に東方最大離角を迎えたばかりですが、その翌日には月齢1.5という細い月が近づきます。最も近づくのは13時台ですが、実際に見ることができる夕方だと、東京では3.8度の間隔となっています。

 月は非常に細くて下側が光っています。月だったら肉眼でも簡単に見つけられると思われるかもしれませんが、薄明中なので思ったより大変かもしれません。しかし双眼鏡を使うと簡単に見つけられます。水星は月から見て左下方向にありますから、そちらの方向へ視野をずらしていくと水星が見つかります。10倍くらいの双眼鏡なら同一視野におさまるでしょう。

 水星を見たことがない方にとっては大きなチャンスですから、この日を逃さないようにしてくださいね。

日の入りから40分後のようす



月の形

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