1月22日に火星が東矩となります。
21時ごろ、西の空をご覧ください。空の中ほどに赤く光る火星があります。地球へ最接近した頃と比べると、明らかに暗くなっています。0.2等ということで、マイナス等級ではなくなりました。
地球と火星と太陽の位置関係 |
そんな折、火星が東矩となります。東矩とは、惑星が太陽の東側へ90度離れた位置へやってくることです。太陽系の図を見ると、火星、地球、太陽を順に結んでできた角度が、90度になっています。
この後、火星は太陽から逃げるように、ひたすら東進し続けます。しかし、ジワジワと太陽が追いついてきて、とうとう10月9日に合になります。