火星が東矩 2021年1月22日

 1月22日に火星が東矩となります。
 
 21時ごろ、西の空をご覧ください。空の中ほどに赤く光る火星があります。地球へ最接近した頃と比べると、明らかに暗くなっています。0.2等ということで、マイナス等級ではなくなりました。

地球と火星と太陽の位置関係

  そんな折、火星が東矩となります。東矩とは、惑星が太陽の東側へ90度離れた位置へやってくることです。太陽系の図を見ると、火星、地球、太陽を順に結んでできた角度が、90度になっています。
 
 この後、火星は太陽から逃げるように、ひたすら東進し続けます。しかし、ジワジワと太陽が追いついてきて、とうとう10月9日に合になります。

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