7月13日は金星と火星が大接近します。
下の星図は東京で19時50分に西の方角を見たようすです。日の入りから52分が経過していますが、空が完全に暗くなるは53分後です。まだまだ薄明が残る中、低空に明るい金星が見えます。火星はそのすぐ左下です。金星と火星の間隔は0.5度しかなく大接近です。
火星の明るさは1.8等と、火星としては暗くなっています。地球から2.49AUも離れており、3ヶ月後に合となりますので、しかたがありまません。双眼鏡を用意しておかれた方が確実でしょう。左上には昨日近づいた月齢3.4の月も見えます。一緒にご覧になってください。
下の表のように、12日と14日も1度を切る大接近です。当日見られない方も日をずらしてご覧ください。特に12日は月も近づいて見どころ満載です。
日付 | 間隔 (19時50分の場合) |
7月11日 | 1.3度 |
7月12日 | 0.8度 |
7月13日 | 0.5度 |
7月14日 | 0.7度 |
7月15日 | 1.2度 |