木星が東矩 2021年11月21日

 11月21日は木星が東矩になります。
 
 東矩とは、惑星が太陽の東側へ90度離れることです。下の太陽系の図では、太陽、地球、木星を順に結んだ直線が90度の角度で交差します。東矩となった惑星は日の入りの頃に南中します。そして、以降は次第に太陽へ近づいていき、観測条件が悪化します。

太陽と地球と木星の位置関係

 20時ごろ、南西の空をご覧ください。金色に輝く木星が目にとまります。この後は日がたつにつれて、木星の高度がどんどん下がります。木星の観測シーズンもそろそろ終盤となりました。

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