火星と海王星が大接近 2022年5月18日から19日

 5月18日から19日にかけて、火星と海王星が0.7度を切る大接近となります。
 
 下の星図は5月18日と19日、朝の3時ごろに東の方角を眺めた星図を拡大したものです。火星の明るさは0.7等です。赤い色をしていますので、すぐにそれとわかります。
 
 一方の海王星は8等級です。火星と接近していて等級差が大きいですから、観測するためには天体望遠鏡が必要です。火星から見た海王星の位置は18日だと左上、19日だと上方向になります。

5月18日の場合(拡大した星図)

5月19日の場合

 接近の間隔は両日とも0.6度強ですが、19日の方が少しだけ間隔が狭くなります。といっても、両日とも間隔が狭いことに変わりありません。天体望遠鏡をお持ちの方はご覧になってください。

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