夜明け前に見える金星の高度が、7月1日頃に最も高くなります。 といっても日の出時刻の金星高度は20度そこそこ。4月から横這い状態が続いていますので、あまり実感がありません。東京で空が明るくなり始めるのは2時40分ですが、この時の高度はわずか1度。そういう意味でも、高度が高くて見やすくなった実感がありません。
この後は高度が下がり始めます。8月になるとますます下がって、10月21日に外合を迎えます。