金星が外合 2022年10月21日

 10月21日に金星が外合となります。
 
 惑星が太陽と同じ方向に見えることを合といいますが、内惑星(水星と金星)の場合は内合と外合の2種類あります。つまり、地球に近い位置で合になる場合を内合といい、反対に地球から遠い位置で合になる場合を外合といいます。今回は地球、太陽、金星の順に一直線に並び、金星は太陽をはさんで遠い側にありますので、外合となります。

太陽、金星、地球の位置関係

 外合ということで金星は太陽と同じ方向に見えますから、地球から金星を観測することはできません。この後金星は夕方に見られるようになりますが、しばらく太陽の近くにあります。金星が観測できるようになるのは、来年の年明け以降になりそうです。

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