3月15日は火星が東矩となります。
東矩とは惑星が太陽の東側へ90度離れることです。太陽系の模式図を見ると、太陽・地球・火星の順に結んだ直線のなす角は90度になっています。東矩の頃の惑星は、日没の頃に南中します。
太陽・地球・火星の位置関係 |
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火星が見える位置 |
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星図を見ると21時頃の火星は、西の空の中ほどに見えます。明るさは0.7等と、ひと頃と比べてすっかり暗くなりました。この後も火星は太陽から逃げるように東進を続けますが、11月18日に太陽に追いつかれて合となります。