金星と火星が大接近 2024年2月22日と23日

 2月22日と23日の未明、金星と火星が1度を切る大接近となります。
 
 星図は東京で朝の5時半ごろ、東南東方向のようすです。低空に金星と火星が描かれています。金星の高度は3.9度、火星は3.3度しかありません。
 
 間隔は22日、23日とも0.7度しかない大接近です。2月17日から2月28日までの12日間は3度を切っており、21日は1.0度、24日も0.9度と大接近状態です。22日と23日だけでなく、この前後も見逃さないようにしてください。

 金星と火星の明るさはそれぞれ-3.9等と1.3等です。5時半という時間は、薄明が始まってから34分が経過し、日の出まで51分という時間帯です。火星は肉眼だと見づらいかもしれまん。双眼鏡を使われた方が無難でしょう。

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