先月に続いて今月も、10月17日にスーパームーンが見られます。
２ヶ月続けてスーパームーンが起こる理由は、その定義にあります。スーパームーンは天文用語ではありませんので決まった定義がありません。当サイトにおける定義はスーパームーンのページで紹介しています。これに合致する満月が、たまたま２ヶ月続けて起こったということです。
21時ごろに南東の方角を見上げると満月が見えます。満月となる時間は10月17日20時26分です。また、月が地球に最も接近するのは9時51分です。二つの時間は10時間35分もずれていますので、満月のタイミングが地球に最も近い位置にあるわけではありません。
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最接近時、月と地球の距離は35.718万Kmです。月と地球の平均距離は38.440万Kmですから、平均より7.1％近い位置にあります。9月18日もスーパームーンでしたが、その時は35.729万Kmでした。ほんの少しだけですが、今回の方が近い位置にあることがわかります。
10月17日と9月18日のスーパームーンをご覧ください。二つの満月を比べても、見た目の大きさはほとんど違いませんね。
10月17日のスーパームーン |
9月18日の場合 |
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※表示された視直径は東京から見た場合です。
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次回のスーパームーンはいつ見られるのでしょうか。当サイトからダウンロードできるWindows PC用ソフト「つるちゃんの天文カレンダー」を使って調べたところ、2025年11月5日、2025年12月5日、2026年12月24日、2028年2月11日に見られます。
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