12月8日は土星が東矩となります。
東矩とは、惑星が太陽の東側へ90度離れることです。太陽系の図を見ると、土星・地球・太陽をこの順に結んでできた直線のなす角が、ちょうど90度になっています。東矩になると日の入りの頃に土星が南中し、真夜中に沈みます。東矩は外惑星の観測期間が残り少なくなってきたという、一つのサインになります。
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21時ごろに南西の空を眺めましょう。翌日0時27分に上弦を迎えるという半月が見えます。土星は月のすぐ下にあり、東京では1.1度の間隔です。偶然ですが今日は一部の地域で夕方に、月が土星の上を通り過ぎる土星食が見られます。こちらもぜひご覧ください。