1月10日は金星が太陽から最も離れ、東方最大離角となります。
金星は昨年6月4日に外合となりました。それ以降は高度が低い時期が長く続きましたが、ここへきてようやく高度が上がってきました。この日、東京で日の入り時刻における金星の高度は38.3度です。
日の入り時刻における金星の位置と形 |
現在、日の入り頃の金星の位置は、南西よりもさらに南側にあります。この後は太陽との離角が小さくなりますが、西側へ移動しながら高度が少しだけ高くなります。東京で日の入り時刻の高度が最も高くなるのは1月30日頃で、40度を超えて41.8度に達します。
その後は3月21日の内合を目指して高度を下げ始め、特に2月後半から一気に高度が低くなります。