5月1日は火星が東矩となります。
東矩とは、惑星が太陽の東側へ90度離れることです。太陽系の図を見ると、太陽・地球・火星を結んだ直線のなす角が90度になっています。東矩の頃の惑星は日の入り頃に南中します。
火星と地球と太陽の位置関係 |
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火星が見える位置 |
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火星は夜の21時ごろだと西の空の中ほどに見えます。明るさは0.9等で、赤い色をしています。火星の観望期はとっくに過ぎています。この後の火星は来年1月10日の合を目指し、ドンドン高度を下げていきます。