シュミット式天体望遠鏡

分類: カタディオプトリック式

 シュミット式はベルンハルト・シュミットによって考案され、カタディオプトリック式に分類される天体望遠鏡です。天体望遠鏡といっても観測位置が鏡筒内となるため、通常の天体観測用として用いられることはなく、天体写真専用の望遠鏡です。主鏡には球面鏡を用い、鏡筒の前面に高次非球面の補正レンズ(シュミット補正板)を置いて収差を補正します。この形式で天体写真用として製作されたカメラは、シュミットカメラと呼ばれています。

シュミット式天体望遠鏡の模式図
 

 


つるちゃんのプラネタリウム トップへ 天体望遠鏡の鏡筒の形式