準惑星(じゅんわくせい)

わたしたちの太陽の周りを様々な天体が多数まわっていますが、このうち2006年8月に国際天文連合で定義された8つの天体(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)を惑星と呼ぶことになりました。

これに対し、以前は惑星とされていた冥王星など、惑星の基準を満たさない天体は dwarf planet と呼ばれることになり、一時期は「矮惑星」と呼ばれてきました。その後、「太陽系の名称等に関する検討小委員会」で名称が検討された結果、2007年3月に準惑星と呼ぶことがが推奨されることになりました。

準惑星は、なじみの深いところでは、冥王星(134340)と小惑星のセレスがあります。他には、冥王星の直径を上回るエリス((136199) 2003 UB313)があり、マケマケ((136472)2005 FY9)、ハウメア((136108)2003 EL61)という太陽系外縁天体が準惑星に分類されています。


関連用語:太陽系 惑星 冥王星

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