留(りゅう)

地球から見た惑星は星座に対して少しずつ動いていきます。

この中で惑星が動く向きを変えることがあります。このとき惑星は動きをほとんど止めたように見える地点がありますが、これを留といいます。

留を正確にいうと、赤経の変化量がゼロとなることです。

下の絵では火星は右から左へ動いていきます(順行)が、途中で左から右へと進行方向が変わり(逆行)、後に再び右から左へと進行方向が変わります(順行)。このとき、向きを変える地点が留となります。

留の説明図


関連用語: 惑星 順行、逆行

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