小惑星(しょうわくせい)

小惑星は主に火星と木星の軌道の間をまわる複数の小天体です。最も大きいセレスでも直径は930キロメートル程度しかありません。小さなものでは数百メートルですが、もっと小さなものまで含めるとおそらく無数といってもよいでしょう。

小惑星の中で最初に発見されたセレス、パラス、ジュノ、ベスタの4つは特に大きく、4大小惑星と呼ばれていますが、中でも特に大きなセレスは準惑星に分類されています。明るさは最も明るいベスタでも6等星程度ですから、見つけるには双眼鏡が必要になるでしょう。それでも日にちを置いて位置を確認すると、確実に移動していますので恒星ではないことがわかります。

小惑星の発見を語るとき、ボーデの法則を抜きには語れません。下のリンクを参照してください。それから、小惑星が発見された当初は王様や神様の名前がつけられましたが、現在ではそれではとても間に合わなくなり、小惑星の発見者が命名しています。そんなわけで、現在では「淡路」や「かぐや姫」といった名前の小惑星が太陽の周りをまわっています。あなたも小惑星を発見して好きな名前をつけることができるかも?


関連用語:太陽系 ボーデの法則

つるちゃんのプラネタリウム 太陽系の用語