つるプラでロニオス彗星をシミュレーションしよう

 天文ソフト つるちゃんのプラネタリウム(つるプラ)を使うと、ロニオス彗星をシミュレーションすることができます。ロニオス彗星のデータ設定がお済みでない方は、ロニオス彗星のデータ設定をしてください。

 以下ではシェア版による表示例を掲載しています。掲載画面は一部をカットしたり、その他実際の表示とは多少異なる部分があります。

 それでは、まずプログラムを起動してプラネタリウム画面を表示してください。

プラネタリウムへ表示しよう

 まず、日時と方向を指定してプラネタリウムへ彗星を表示してみましょう。

 1.メニューバーより[設定]−[表示設定]を選択します。(ツールバー左上にある[表示設定]ボタンを押しても同じです。)

 2.表示設定画面で次のように設定して[OK]ボタンを押してください。

   場所: 明石
   日時: 2007年10月28日18時00分
   図法: 好きな方向
   方位角: 西 ([西]ボタンを押す)

 3.プラネタリウム画面が表示されます。ロニオス彗星は西の空低くに見えることがわかります。

プラネタリウムへの表示例

 4.プラネタリウムが表示されると同時に、下のような観測データが表示されます。

観測データの表示例

 5.出没時刻欄を見ると、太陽は17時11分に沈み、ロニオス彗星は18時47分に沈むことがわかります。また、天文現象欄を見ると、この日に彗星は地球へ最接近していることがわかります。(※計算結果は多少の誤差を含みます。)


太陽系のようす

 次に、この日時における太陽系のようすを表示してみましょう。

 1.メニューバーより[表示]−[惑星]−[太陽系]−[3D太陽系]を選択します。(シェア版の場合、横ツールバーの右から3番目にある[3D太陽系]ボタンを押しても同じです。)

 2.[座標格子]にチェックを入れます。シェア版の場合は更に[軌道の上下]にもチェックを入れます。

 3.水平スライドバーを左端まで移動します。

 4.倍率を拡大方向へ右から2つ目まで移動します。下のように太陽系が立体的に表示されました。

太陽系の表示例


日の入り時刻における彗星の位置

 今度は日の入り時刻における彗星の位置変化を表示しましょう。

 1.ツールバーから[表示]−[惑星]−[惑星の経路]−[日の出・日の入り]を選択します。

 2.惑星経路の選択画面より、下のように設定してから[OK]ボタンを押します。

    ・時刻: 日の入り1時間後
    ・対象期間: 前後1ヶ月
    ・日付・形表示間隔: 3日
    ・表示対象: ロニオス彗星


 3.下のように日の入り1時間後のロニオス彗星の位置変化が表示されます。短い線は彗星の尾を示しています。彗星は日が経つにつれて右から左へと動いていくことがわかります。

日の入り1時間後のロニオス彗星の位置変化