金星がレグルスに大接近　2017年9月20日

　このところ夜明け前の東天で、月や惑星や恒星の接近が頻繁に起こっています。9月20日も、金星としし座の1等星レグルスが0.5度まで大接近します。といっても、最も近づくのはお昼時です。実際に見られる9月20日の夜明け前は0.6度と、間隔がちょっぴり開いています。それでも1度を切る大接近ですね。
　
　星図のように早朝4時ごろ、東の空の低い位置をご覧ください。非常に明るい金星の右下で、寄り添うようにレグルスが光っているのがわかるでしょう。

拡大図

　「20日は見られないよ」という方がおられるかもしれません。そんな方は、翌日の21日もおすすめです。1度ちょうどの間隔で、引き続き大接近が見られます。ただし、レグルスは金星の右上に見えますので、位置関係に注意してください。

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