8月11日の夕方、月と金星が斜めに並びます。
東京で19時15分ごろ、西の方角をご覧ください。空の低い位置に、月齢2.8の細い三日月が見えます。その左下にとても明るく輝く星が見え、これが金星です。間隔は3.1度とまずまず条件の良い接近で、斜めに並んで見えます。
月の形 |
日の入りから40分しかたっておらず空はまだ明るいですが、金星の高度は11.2度しかありません。この後空が暗くなるにつれて、観察しやすくなりますが、金星が沈むのは20時13分。空が完全に暗くなるのは20時10分ですから、暗夜で条件良く観察できるわけではありません。