9月20日は火星が地球から最も遠ざかります。
火星は昨年10月に地球と準大接近となりました。それ以降は地球との距離が次第に開いてきており、9月20日は地球から最も遠ざかります。そしてこの日を境に、今度は地球との距離を詰め始めます。
9月20日の地球と火星の距離は、2019年に32年ぶりの最遠となった2.6753AUにはおよびませんが、それでも2.6381AUまで遠ざかります。
地球と火星の位置関係 |
20年間にわたる火星と地球の距離変化 |
今後の火星は、2022年12月1日に起こる地球との接近に向けて、距離が少しずつ縮まっていきます。