ニート彗星と工藤・藤川彗星 2003年2月

 ニート彗星(C/2002 V1)と、工藤・藤川彗星(C/2002 X5)が、1月下旬から3月上旬にかけて見やすくなります。

 ニート彗星は2月5日から10日頃、日の入り1時間後くらいに、真西の空の高度10度付近を、双眼鏡などで探してみましょう。短い尾の生えた4等から5等くらいのニート彗星を見ることができるかと思います。1月(4)ニート彗星が明るい(C/2002 V1)の方も併せて参考にしてください。

 一方、工藤・藤川彗星の一番の見ごろは1月です。2月の工藤・藤川彗星は、近日点通過後の下旬からとなります。光度は6等ぐらいと思われますので、決して見やすいとはいえませんが、日本人2人が発見した彗星をこの目でみてみたいものです。日の入り1時間後くらいを狙って、こちらも双眼鏡で探してみてください。南西からやや南よりの空低くに見ることができます。

詳しくは、2003年 年初から彗星三昧?の特集記事を参照してください。