M33 さんかく座の銀河
メシエ 番号 |
NGC番号 | 愛称 | 星座 | 種類 | 赤経 | 赤緯 | 等級 | 視直径 | 大きさ (光年) |
距離 (光年) |
M33 | NGC598 | なし | さんかく座 | 銀河(小宇宙) | 01h33m.9 | +30゜39’ | 5.7 | 71’×42’ | 5.4万×3.2万 | 260万 |
位置・特徴
アンドロメダ座のわきにあるさんかく座のα星からたどります。α星とアンドロメダ座の中央にあるβ星を結んだ直線から、やや西方向へ視野を移していくと見つかります。表では5.8等級となっていますが、データによっては6.3〜6.8等級くらいとなっている場合が多いようです。条件さえ整えば肉眼でも見えるそうですが、つるちゃんの視力ではとても無理です。一度目だめしと空の暗さだめしに使ってみてはいかがでしょうか。
双眼鏡での見え方
双眼鏡でもその大きな楕円形を捉えることができます。ただし空が少し明るいだけで見え方はグッと悪くなってしまいます。そこに月明かりでも加わるとすぐ見えなくなってしまいます。逆に空が暗い場所で見ると、満月の2倍もの広がりがある天体だけに、大きな楕円形がボッコーンッと見えます。
天体望遠鏡での見え方
全体的に大きく広がった天体だけに、倍率を上げると光がうすれて見えにくくなってしまいます。ですから低倍率で見た方が絶対にお得です。望遠鏡では大きな楕円形が見えますが、腕の構造までは眼視観測では難しいのではないでしょうか。腕があると言われればあるようにも思えますが・・・。