M83 うみへび座の銀河
メシエ 番号 |
NGC番号 | 愛称 | 星座 | 種類 | 赤経 | 赤緯 | 等級 | 視直径 | 大きさ (光年) |
距離 (光年) |
M83 | NGC5236 | なし | うみへび座 | 銀河(小宇宙) | 13h37m.0 | −29゜52’ | 7.6 | 13’×12’ | 5.7万×5.1万 | 1530万 |
位置・特徴
長いうみへび座のしっぽの先の方にあります。γ星とπ星の辺の中点から直角方向に南方へ4度視野を移動するとみつかります。といっても付近に明るい星があまりないので結構難しいかもしれません。M83は棒渦巻き型銀河に属する銀河として有名です。
東京付近でM83の南中高度は25度くらいしかありません。おとめ座のスピカが南中したころを見計らって観測すると良い条件で観測できます。
双眼鏡での見え方
空が暗く透明度も良ければ双眼鏡でも星雲状に拡がって見えるそうですが、つるちゃんは見たことがありません。
天体望遠鏡での見え方
大きく広がった天体なので空の状態によって見え方が大きく違ってきます。空の状態が良いと6cmくらいの望遠鏡でも中心部が明るく、まわりにぼんやりした光が大きく取り巻いているのがわかります。10cmくらいになると渦巻きのような濃淡が見えてきて迫力が出てきます。
高度が低くなかなか環境に恵まれない分、条件のよい夜に観測できた時の感激はひとしおです。