M101(回転花火銀河)M101  おおぐま座の銀河(回転花火銀河)

メシエ
番号
NGC番号 愛称 星座 種類 赤経 赤緯 等級 視直径 大きさ
(光年)
距離
(光年)
M101 NGC5457 回転花火銀河 おおぐま座 銀河(小宇宙) 14h03m.2 +54゜21’ 7.7 29’×27’ 19万×18万 2250万



ミザールから東方向へ小さな星をたどる

位置・特徴

 おおぐま座北斗七星の柄から2番目のζ星、ミザールからたどります。ミザールからお供のアルコルの方向へ5〜6等星の星が81番、83番、84番、86番星と順にたどり、さらに1度ほど東にM101が見つかります。
 この星雲は銀河系を真上から見たらこのようにみえるだろうという引き合いによく出されます。写真で写すと渦巻き構造が見事で、回転花火銀河と呼ばれています。

双眼鏡での見え方

 5cmくらいの双眼鏡ならどうにか見えますが、空がよくないと無理でしょう。

天体望遠鏡での見え方

 明るさは8等級なので見やすいのかなあと思うと、これが案外な難物です。M101は大きさが大きいため、光が拡散して淡くなっているからです。空の状態がちょっと悪いと、全く見えなくなってしまうこともあります。しかし、空が澄んで透明度が高い夜には案外よく見え、大きな丸い像がみえます。しかし、正直言って、「確かに大きいが、これは淡い」という感想です。20cmくらいの口径になると腕らしきものがあるかなあといった程度ですが腕の存在が見えてきます。

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