将来の火星接近

 火星接近はおよそ2年2ヶ月の周期で起こりますが、今後の火星接近を下の表にまとめてみました。距離の単位は天文単位(AU)と呼ばれる単位で、地球−太陽間の距離は1となります。

接近日 距離(AU
2003年 8月27日 0.373
2005年10月30日 0.464
2007年12月19日 0.589
2010年 1月28日 0.664
2012年 3月 6日 0.674
2014年 4月14日 0.617
2016年 5月31日 0.503
2018年 7月31日 0.385
2020年10月 6日 0.415
2022年12月 1日 0.545

※上表は「つるプラ」による略算ですので、若干の誤差があるかもしれません。


 表からわかりますように、今回の接近はまずまず良い条件の接近であることがわかります。また、今回以上の接近は2018年までありませんので、今回は貴重な接近であることがわかります。

 ちなみに、前回の2003年8月27日の接近は5万7千年ぶりとか6万年ぶりの超大接近と言われましたが、それをしのぐ接近は2287年に起こります。そして、さらにそれをしのぐ接近は2729年に起こるそうです。