白昼の金星食 2021年11月8日

 11月8日は、金星が月に隠される金星食が見られます。金星食といえば金の年と呼ばれた2012年8月14日に良い条件で起こったのが思い出されます。また最近では、条件が悪いながらも2019年8月1日に起こりました。
 
 今回11月8日に見られる金星食は、日中の明るい時間帯に起こります。金星が-4.5等と非常に明るくて、しかも太陽からの離角が46.7度と広いですから、日中でも肉眼で金星を確認できるかもしれません。しかし、金星食を実際に観測するためには、双眼鏡か天体望遠鏡が必要と思っておかれた方が良いでしょう。
 
 略算では東京での潜入は13時45分で、月齢3.3という三日月の暗部に隠されます。金星は面積がある天体ですから、月にジワジワと隠されていきます。南中に近い位置で起こるわりに、月の高度は26度と低い目です。
 
 この後14時39分に、月の明部から金星が出現します。こちらもやはり、ジワジワと金星が現れてきます。

月の形

 なおこの金星食は、九州の大部分と沖縄地方では見ることができず、ニアミスで終わってしまいます。

関連記事
  2019年8月1日早朝 見られるかな、金星食
  2012年8月14日早朝 条件が良い金星食