ケンタウルス座アルファ星から見た星座
ケンタウルス座α星(リギル・ケンタウルス)は太陽以外の恒星では最も近い恒星として知られています。その距離は約4光年、宇宙の尺度から考えれば微々たる距離ですが、はたして星座はどのように見えるのでしょうか。
赤色の線が地球から見た星座、青色の線がリギル・ケンタウルスから見た星座、正確には地球をリギル・ケンタウルスに持っていき、リギル・ケンタウルスのまわりを回る地球から見たと仮定した場合の星座です。たったの(?)4光年移動しただけでも星座には結構変化が見られます。おおいぬ座の1等星シリウスは大きく上の方に移動し、オリオン座のベテルギウスのすぐ隣で光っています。
北西の方向にはWの字の形をしたカシオペア座が見えていますが、そのすぐ左下に黄色の星印が表示されています。実は、これは太陽です。凡例表示枠内にありますように、太陽は0.4等星と明るいため、カシオペア座のイメージを壊してしまいそうです。
このページの絵は「天文ソフト つるちゃんのプラネタリウム」のフリー版」で描いたものです。 |