水星から見た太陽

水星から見た太陽の大きさの変化地球の公転軌道がほぼ円軌道であるのに対して、水星の公転軌道はひしゃげた楕円軌道をしています。このため、軌道上の水星の位置によって水星と太陽の距離は、大きく違ってきます。距離が遠ければ太陽は小さく見えますし、距離が近くなれば太陽は大きく見えます。

右の絵は10日間隔で水星から見た太陽の大きさがどのように変化するか表示したものです。最も小さい場合と最も大きい場合を比べると、50%以上も大きさが変化していることがわかります。それでも最も小さくなった場合でも地球から見た太陽よりは2倍以上も大きく見えますから、やはり水星は太陽に近いところを回っているんだなあと思います。


このページの絵は「天文ソフト つるちゃんのプラネタリウム」のフリー版」で描いたものです。