固有運動による50000年後の星空
恒星は毎年ごくわずかずつですがバラバラな方向に動いていく固有運動をしています。そして、これが何万年も経つと大きな動きとなって現れます。
絵の中の赤い線は現在の星座、青い線は5万年後の星座の線を表しています。
5万年も経つと、おおぐま座(絵の左上)の北斗七星も形が崩れています。
うしかい座(絵の左下)の1等星アークトゥルスなどは大きくおとめ座まで移動し、スピカの隣で光っています。だいだい色のアークトゥルスと純白のスピカが並んで輝く姿はまさしく「夫婦星」となり、さぞかし美しい眺めとなることでしょう。
このページの絵は「天文ソフト つるちゃんのプラネタリウム」のフリー版」で描いたものです。 |