ブラックホール(ぶらっくほーる)

M87のブラックホール恒星が一生を終えるとき、恒星自身の重さによって終末は大きく違ってきます。星は最後を迎えると自分自身の重さのため収縮していきますが、電子の反発でも、原子の核力でも収縮を止められなかった場合はどうなるのでしょうか。何も残らないというのが答えです。中心部の重力は極めて強力なため、一度捉えられると光すら抜け出すことができなくなります。これがブラックホールです。

ブラックホールとして有名なのが白鳥座X−1です。ブラックホールのまわりを回る巨星からガスが流れ出し、円盤状(降着円盤といいます)にブラックホールへ向けて流れ込みますが、この時強い重力のためにガスが非常な高温となって強力なX線が発生します。このため、本来見えないはずのブラックホールをX線を通して見ることができるのです。

ブラックホールは珍しい天体なのかというとそうでもないようで、天の川銀河や他の銀河でも多数見つかっています。写真はM87星雲の中心部にあるブラックホールによる激しい活動の様子です。わたしたちの銀河系の中心部にも巨大なブラックホールがあるといわれています。


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