セドナ(せどな)


セドナの想像図
提供:NASA/JPL-Caltech/R.Hurt(SSC.Caltech)
セドナの想像図

冥王星の外側を回る小天体が数多く存在することが次第に明らかになってきましたが、その中でもひときわ大きな天体がセドナです。セドナは非常にきつい楕円軌道であり、もっとも太陽へ近づいた時には76天文単位、最も遠ざかった時には867天文単位も離れます。このため、軌道を1周するのに1万年500年もかかってしまいます。

冥王星の場合、最も太陽から離れた時でも49天文単位、好転周期は248年であることから考えても、セドナの遠さがわかるというものです。

セドナの半径は約850Km程度と推定されています。2006年途中まで惑星であった冥王星の半径が1195Kmであることと比べると、セドナの大きさはそんなに小さいわけではありません。セドナの表面は火星に次いで赤い色をしているようですが、原因はよくわかっていません。



関連用語:惑星 冥王星

つるちゃんのプラネタリウム 太陽系の用語